精密の極致をめざして。 ネジ製造からスタートした津田精工は、そ の技術を生かしながら、超小型精密部品製 造の分野で業務を拡大し、県内トップクラ スの高い評価を得ている企業です。製品の 大きさなどから、分野としては地味に見ら れがちですが、その精度と技術には光り輝 くものがあります。これを支えるのが、常 に最新の設備機器を導入する積極的な姿勢 と、約半世紀にわたるさまざまな経験をし っかり生かした、優れた生産管理、品質管理 のシステムです。また設備はオプションを 数多く備えたフル装備のものが多く、この 態勢が、数百社ともいわれる顧客の、極め て幅広い要望に応えられるもとになってい ます。一人が機械5台担当、1台で一日五 種加工を目安に業務スケジュールが組まれ るというのですから、その密度の濃さは驚 異です。まさに多品種少量生産時代を象徴 しているといえます。津田精工が特に得意 とするものは《小径長物》で、設備的には これに対応するものが最も多く、これは県 内他社にはあまり見られない大きな特長で す。「自社技術をもっと持ちたい。津田な らではのものをもっとつくりたい。」日本 の物づくりの原点を支える確固たる信念を 津田精工に見ることができるのではないで しょうか。 |
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